お酢は「世界最古の調味料」と言われており、古くから親しまれてきました。
身近な調味料でもあるので、「お酢って健康にいいんだよね?」という認識は、ほとんどの人にあるのではないかと思います。
本日は少し踏み込んで、直近判明した、お酢の花粉症対策効果について、紹介します。
効果その1:花粉症に効く
衝撃の効果その1です。
2020年2月8日(土)に世界一受けたい授業で放送があり、見た方も多いと思いますが、
直近の研究で、「お酢は花粉症に効く」ということがわかりました。
花粉症は近年では、都内の二人に一人が罹患していると言われています
程度の差はあれど、鼻呼吸ができなくなって集中力が削がれたり、くしゃみが止まらなくて体力を奪われたり、
鼻をかみすぎて肌荒れしたり、目を掻きすぎて炎症を起こしてしまったり…。
その辛さ、わかります。(筆者も重度の花粉症)
その花粉症に「お酢が効く」ということが、最近の研究でわかりました。
花粉症の原因
都内での花粉症の罹患率が高いのはなぜでしょう?
それは、「菌との接触率が低いから」だそうです。
確かに、様々なところで「抗菌済」の文字を見かけ、衛生的で安心な施設や設備が多いのは都内でしょう。
一方で、菌との接触が減ることで免疫システムが正常に機能しなくなり、
花粉に対して異常なアレルギー反応を示してしまうことが、花粉症の要因になっています。
ですので、菌との接触を増やすことで体質改善を行えば、花粉症が軽減するのです。
食べ物で改善する
都内に住んでいる人の大半がエラーを起こしている免疫機能を正常に機能させるためには、
体の免疫細胞の約7割が集まる「腸内環境」を正してあげることが重要です。
そのため、「食べ物で改善する」ことが最も効率的な方法の一つになります。
食べ物で菌との接触機会を増やしてあげることで花粉症が改善される、というエピソードは
納豆やヨーグルトが花粉症に効くという話で有名です。
これも納豆菌や乳酸菌と言った菌との接触で、できれば腸まで菌が届くものが望ましいです。
お酢に含まれる酢酸菌
それに加えて効果があるとされるのが、お酢を作る際に必須になる「酢酸菌」です。
酢酸菌は、乳酸菌や納豆菌よりも、免疫細胞(マクロファージ)を活性化することがわかっており、
乳酸菌や納豆菌には押せない「TLR4」という免疫スイッチを押すことができるそう。
「TLR4」は免疫バランスを整え、免疫の誤作動や過剰反応を抑制し、花粉症などのアレルギー症状を抑えることがわかっています。
引用:花粉症やアルコールに対する効果に期待!専門家も注目するお酢が作り出す「酢酸菌」の力
すでにこの効果は臨床実験でも証明されています。
また、酢酸菌の効果は、乳酸菌とセットで摂取することで倍増することがわかっています。
お酢の摂り方
「でもお酢って日常的に食べなくない…?」と思ったあなた。
日常的にお酢を料理に含めるのは難しいですよね。
イシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、
酢酸菌の1日の摂取目安としては、にごり酢、黒酢、香酢、バルサミコ酢など、大さじ1杯(15ml)を毎日継続して摂ることが理想。摂るタイミングは食事と一緒が良く、こまめに摂るのがベストだが、1日1回しか摂れないのなら、腸の動きが活発になる夜間の「腸のゴールデンタイム」に合わせた夕食時が良い。
とのこと。
家庭用のお酢は、お酢を濾す過程で酢酸菌の大半が失われているため、
花粉症対策には、にごり酢、黒酢、香酢、バルサミコ酢がおすすめです。
食事への組み込み方はいろんな記事で紹介されてるので、ここでは割愛して、
毎日簡単に摂取できるフルーツビネガー「VINEGARIA」をご紹介します。
VINEGARIAとは?
お酢を注いで7日間待つと、フルーツビネガーの素ができがある商品で、
中には氷砂糖と国産のドライフルーツが入っています。
お酢は自宅にあるお酢や、にごり酢など、比較的癖の少ないものを選びます。
飲むときは炭酸水と1:5の割合で割って飲むだけ。
これなら簡単に毎日続けられそうな気がしませんか?
また、シロップ状になっているので、ヨーグルトにかけて食べれば、
乳酸菌と合わせて毎日が食べることができるようになります。
炭酸水の他に、焼酎やウィスキーなども割り物としても使用可能で、
自宅でフルーツビネガーサワーが作れたりもするので、晩酌のお供にもなったりします。
お酢には殺菌効果があり、長期保存も可能なので、大さじ一杯を毎日少しずつ摂るのにも適しています。
お酢を毎日摂る第一歩として、VIENGARIAを始めてみませんか?
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参考文献
・花粉症やアルコールに対する効果に期待!専門家も注目するお酢が作り出す「酢酸菌」の力
(https://dime.jp/genre/821490/, 2020年2月10日アクセス)